【離脱率がわかる!】Googleの新たなスピード診断ツール「Test My Site」を使ってみた
Web2017年8月21日
Webサイトのパフォーマンスをチェックする「PageSpeed Insights」は以前から有名ですが、先日Googleから新たにWebサイトのスピード診断ツールとして「Test My Site」が公開されましたので早速使ってみました。本記事では「Test My Site」でできることと、Web屋の芝生DIYの診断結果についてご紹介させていただきたいと思います。
「Test My Site」でできること
「Test My Site」では公式サイトでも掲載されている通り、以下の4つについて確認することができます。
モバイルでのサイト読み込み速度の確認:
モバイルサイトを閲覧しているユーザーの 50% はサイトが2秒以内に読み込まれることを期待しています。読み込み中の想定離脱数を確認:
モバイルでは、読み込み速度が1秒増えるごとに最大20%ものコンバージョンを失うと言われており、たった数秒の読み込み速度の差が大きな違いを生みます。サイト読み込み中に、離脱している可能性のある訪問者数を確認しましょう。業種別平均速度との比較:
サイトの読み込み速度を同業他社平均と比較できます。速度改善の提案:
テスト結果と問題点の改善方法をメールにてお送りします。
「Test My Site」の使い方
以下のページにアクセスし、対象のURLを入力して矢印ボタンをクリックします。今回、Web屋の芝生DIYのトップページでテストしてみました。
しばらく待つと、診断結果が表示されます。
読み込み時間は「3秒で特に良好」、訪問者の推定離脱率は「低」でした。良い結果のようで、安心いたしました。
下にスクロールすると、同じ業種のWebサイトと比べてどの位置にいるか確認できます。カテゴリは自動で選択され、Web屋の芝生DIYは「家庭・園芸業種」の中でトップクラスの読み込みスピードのようです。
さらに下にスクロールすると、「サイトのパフォーマンスは良好のようです~」といったテキストが確認できます。
[無料レポートを取得]をクリックするとモーダルが立ち上がり、メールアドレスを入力して送信することで詳細なレポート結果を受け取ることができます。
約1時間後、メールで以下のレポート結果が届きました。内容はPageSpeed Insightsの結果とよく似てますね。パフォーマンスをさらに改善するための方法がいくつか列挙されています。
右に表示されている「遅い」の意味がくみ取りづらいですね。。。「訪問者の推定離脱率が遅い」はどういう意味だと受け取ればいんだろう。。。まあとりあえずパフォーマンスは良好のようなので良しとします。
まとめ
サイト閲覧にあたって快適なパフォーマンスを提供できているかどうか、簡易的にチェックするにはよいツールですね。PageSpeed Insightsと異なり、競合と比較してどのくらいのポジションにいるのか、また推定離脱率をチェックできるのが「Test My Site」の特徴です。
離脱率はWebサイトの運営を行う上で重要なチェックポイントですので、簡易チェックツールとして「Test My Site」でとりあえず確認してみるのもいいかもしれませんね。