【WordPress】WordPressを4.9.4から4.9.5へアップグレードしました
WordPress2018年4月9日
WordPressの4.9.5がリリースされたので、4.9.4からアップグレードを行いました。本記事ではアップグレードを行った環境及びアップグレードの内容についてご紹介させていただきたいと思います。
今回アップグレードを行った環境
サーバ | さくらレンタルサーバ |
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動作環境 |
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WordPress4.9.2の推奨動作環境と最低動作環境
4.9.4までと変わっていません。推奨動作環境と最低動作環境は公式サイトに以下のように記載されていました。
推奨動作環境 |
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最低動作環境 |
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手動アップグレードの手順について
自動アップグレードされていない場合は、手動でアップグレードする必要があります。以下の記事にて4.6.1→4.7にアップデートした際の手順をご紹介しております。手順自体は同様になりますので、あわせてお読みいただければ幸いです。
WordPress4.9.5のリリース内容について
バージョン4.9.4以前のWordPressは、3つのセキュリティ問題の影響を受けます。コアチームの継続的なセキュリティ強化の取り組みにより、4.9.5では、次の修正が実装されました。
- デフォルトでlocalhostを同じホストとして扱わない。
- SSLが強制されている場合に、ログインページのリダイレクトに安全なリダイレクトを使用する。
- ジェネレータータグでバージョン文字列が正しくエスケープされていることを確認する。
今後世の中がどんどん常時SSL化に向けて加速していくことを鑑みると、SSL関連のエラーは今後も発生しうることも頭に入れておく必要がありそうですね。
その他、主に以下の細かいバグについて対処がなされた模様です。
WordPress4.9.5では、その他25個のバグが修正されました。特筆すべきは、以下となります。
- キャプションショートコードで以前のスタイルが復元されました。
- タッチスクリーンデバイスでクロッピングがサポートされるようになりました。
- エラーメッセージなどの文字列がより明解となるよう更新されました。
- アップロード中の添付ファイルのプレースホルダーの位置が修正されました。
- REST API JavaScript クライアントのカスタムノンス機能が、コードベース全体で一貫したものとなりました。
- PHP7.2との互換性が向上しました。
まとめ
もし手動でのアップグレード作業について不安がある場合は、以下の記事と合わせてご参考にしてください。安全にWordPressをアップデートするための手順についてご紹介させていただいております。ご参考になれば幸いです。