【早めに病院へ!】溶連菌の症状や対処方法、処方された薬について
Web2017年1月23日
先日、溶連菌にかかってしまいました。溶連菌の症状や対処、処方されたお薬など、実体験を元に記事にまとめてみましたのでご紹介させていただきたいと思います。
溶連菌とは?
引用
溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌で、α溶血とβ溶血を呈する2種類があり、後者でヒトに病原性を有するものは、A群、B群、C群、G群などです。溶連菌感染症の90%以上がA群によるものです。したがって、一般にはA群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)による感染症を溶連菌感染症として理解されているといってもよいでしょう。主に“のど”に感染して、咽頭炎や扁桃炎、それに小さく紅い発疹を伴う猩紅熱といった病気を引き起こします。
また、子供がよくかかる病気として知られていますが、大人が罹ってしまうことも珍しくないようです。
初期症状
急に寒気がし、身体の震えが止まらなくなり、「あ、これヤバいな」と。またのどの痛みもあったことから、最初は「風邪かな。。。いやこの度合いはインフルエンザかもしれない」と不安になりました。仕事中だったのですが、午後3時くらいだったこともあり、とりあえず定時(17時30分)まで仕事はこなし、自宅近所の夜も開いている病院へ行くことにしました。
初動対応
病院へ行き熱を測ると、38.1度。風邪にしては高熱なので、インフルエンザを疑われて隔離室で待つように指示されました。しばらくすると先生がやってきて、簡易検査(鼻の中に綿棒をグリグリ入れられる)を実施。しばらく待つと呼び出され、インフルエンザは検出されなかったとのこと。ただ、以前に簡易検査でインフルエンザが検出されず、後日血液検査を行ってインフルエンザの陽性反応が出たことがあったため、そのことをお話しすると血液検査も行っていただけることに。
- ※実際、検査が早すぎるとインフルエンザであっても陽性反尾賀でないことはしばしばあるそうです
血液検査の結果、幸か不幸かインフルエンザは陰性でした。最悪の事態にならずほっとしましたが、相変わらず風邪とは思えないほど体調は悪く、ここで溶連菌だろうと診断されました。
今度はのどにグリグリ綿棒を当てられ、激痛。のどからばい菌が入って炎症を起こしているとのことで、溶連菌ではよくある症状のようです。
点滴室に移動し、点滴を2本受けることに。最悪の体調での1時間半の点滴はそれはそれでキツかったですが。。。心なしか終えるとほんのちょっとだけ楽になったような気がしました。
点滴は最低3日
最低でも点滴は3日続けたほうが良いとのこと。翌日と翌々日も病院で点滴を受けることになりました。幸い木曜日だったので、会社を病欠で休むのは何とか金曜の1日だけで済みました。
ちなみに初日は点滴2本でしたが、2日目と3日目は点滴1本でした。
処方された薬
以下の薬が処方されました。
- メイアクトMS錠100mg
- ロキソプロフェンNa錠60mg
- ラクスパン散1.8%
- レバミピド錠100mg
それぞれ細かい効果は忘れましたが、確かラクスパンは単なる整腸剤で、ロキソプロフェンはのどの痛み用の痛み止めだったと思います。
ちなみに10日分飲みきるよう指示されました。多分完全に菌を死滅させるためなのだと思います。
とにかく無理せず加湿された部屋で安静に
これは通常の風邪やインフルエンザと同様ですね。とにかくひたすら寝るに限ります。罹ってしまったのが冬の時期だったので、少しでも部屋が加湿されるよう部屋にバスタオルを濡らしてハンガーにかけて横になっていました。加湿器があればぜひ使うことをおすすめします。
体調が戻るまで3日~5日
最低3日点滴ということからもわかるように、インフルエンザほど長引きませんでしたが木曜日に病院に行ってから、3日後の日曜日にやっとまともに動けるようになりました。回復が遅い場合は点滴を4日5日と行うこともあるようです。
まとめ
初めて溶連菌なるものに罹ってしましましたが、中々キツイものでした。点滴すると一気に治りが早くなるので、最初の診察で先生から勧められなかった場合は、こちらからお願いしてしまうのもいいかもしれませんね。