【WordPress】WordPressを4.8.3から4.9へアップグレードしました
WordPress2017年11月22日
WordPressの4.9がリリースされたので、4.8.3からアップグレードを行いました。本記事ではアップグレードを行った環境及びアップグレードの内容についてご紹介させていただきたいと思います。
今回アップグレードを行った環境
サーバ | さくらレンタルサーバ |
---|---|
動作環境 |
|
WordPress4.9の推奨動作環境と最低動作環境
ざんざんググったのですが、WordPresのサイトもリニュアールされており、推奨環境と最低動作環境がどこにも載っていませんでした。。。(知っている人いたら誰か教えてください)マイナーアップデートであればちゃちゃっとアップデートしても問題がおけるケースは稀ですが、今回メジャーアップデートかつ最低動作環境がわからないという状況でしたので、念のため元のバージョンに切り戻せるようWordPressのデータのエクスポートとデータベースのバックアップ、あわせてFTPでサイトまるごとバックップを取得してから行いました。
加えてPHPのバージョンが5.6でしたので、こちらも念のため今回のメジャーアップデートを機に最新の7.1に変更して動作することを確認し、万全の状態でアップデートに臨みました。
手動アップグレードの手順について
自動アップグレードされていない場合は、手動でアップグレードする必要があります。以下の記事にて4.6.1→4.7にアップデートした際の手順をご紹介しております。手順自体は同様になりますので、あわせてお読みいただければ幸いです。
WordPress4.9のリリース内容について
久々のメジャーアップデートです。以下、公式サイトのリリースより引用になります。
カスタマイザーワークフローの改善
サイトデザインカスタマイズの下書きと予約公開
そう、読んだ通りです。投稿の下書きを作成し、手を加え、日時を指定して予約投稿するのと同様に、サイトのデザインを修正し、お好きなようにデザイン変更の適用・公開を予約することができます。
プレビューリンクとの連携
サイトのデザイン変更の提案に対して、フィードバックが必要ですか ? WordPress 4.9
では、チームや顧客にプレビューリンクを送ることができ、デザイン変更の公開を予約する前にフィードバックを集め、まとめることができます。コラボレーションにとどまりません。デザイン編集の衝突防止
2人のデザイナーがプロジェクトに入り、デザイナーA がデザイナーBの美しい変更を上書きするといった場面に遭遇したことはありませんか?WordPress4.9のデザイン編集衝突防止機能(投稿編集の衝突防止と同様に)は、誰かがそれを変更したり、大変な努力を消してしまうことがないように、デザイン案を保護します。
プロンプトで保存忘れを防止
新しいデザインの下書きを保存する前に、誘い出されてデスクを離れてしまったことはないですか? 恐れるなかれ、席に戻ったとき、WordPress4.9は未保存の変更を保存するかどうか丁寧にお尋ねします。
コーディング機能の強化
シンタックスハイライトとエラーチェック? イエス、プリーズ!
これまでは表示に問題があっても、愛情を込めて書いたCSSのどこに間違いがあるのか分かりませんでした。CSS編集とWordPress4.8.1で導入されたカスタム HTMLウィジェットに実装されたシンタックスハイライトとエラーチェックを使えば、コーディングエラーをすばやく特定できます。より簡単にコードを見て確認し、コードのエラーをすみやかに修正するのに役立つでしょう。
安全のためのサンドボックス
真っ白な画面は非常に恐ろしいですね。WordPress4.9はエラーを保存すると警告するので、テーマやプラグインに取り組んでいるときに白い画面を避けられるでしょう。夜はもっとよく眠れますね。
潜在的な危険を警告
テーマやプラグインを直接編集すると、それが危険なやり方だとWordPress4.9は警告し、ファイルを改変する前に下書きと変更のテストを行うように勧めます。安全なルートを選べば、自分自身に感謝し、チームと顧客もあなたに感謝します。
さらなるウィジェットのアップデート
新しいギャラリーウィジェット
WordPress4.8でメディアが徐々に改善され、このバージョンでは、ウィジットでギャラリーを追加できるようになりました。
ボタンを押して、メディアを追加
テキストウィジェットにメディアを追加したいですか?シンプルでも実用的な「メディアを追加」ボタンを使って、画像や動画、音声ファイルをウィジェットに直接、テキストと一緒に埋め込みましょう。
サイト構築の改善
テーマ切り替えをより確実に
テーマを切り替えると、ウィジェットが時々位置を移動してしまうことがありました。WordPress4.9ではそれが改善され、新しいテーマに切り替えると決めた時にも、メニューとウィジェットが変わらず同じ場所にとどまります。
パーフェクトなテーマを探してプレビュー
新しいテーマをお探しですか?これからは、2600以上のテーマをカスタマイザーから検索、ブラウズして、サイト適用前にプレビューできます。しかも、目的、機能、レイアウトで絞り込んで効率的に検索することが可能です。
メニュー説明の改善で、より分かりやすく
新しいメニューの作成手順に困惑しましたか?おそらくもう大丈夫です。スムーズなメニュー作成プロセスのためにUXを解決しました。新しいコピー文がご案内します。
まとめ
今回久々のメジャーアップデートでしたが、無事に何事も起きずアップデートが完了し一安心です。
もし手動でのアップグレード作業について不安がある場合は、以下の記事とあわせてお読みください。安全にWordPressをアップデートするための手順についてご紹介させていただいております。ご参考になれば幸いです。
この記事を読んでいる方にオススメの記事
- ※承認制のため、即時には反映されません。
この記事にコメントする