【鼻づまり解消!】風邪予防や花粉症軽減に効果的な「鼻うがい」のすすめ
Web2018年1月1日
先日風邪をひいてしまったのですが、思いのほか鼻づまりがひどく、久々に鼻うがいを行いました。久しぶりにやってみたらものすごいよかったので、本記事では鼻うがいについてご紹介させていただきたいと思います。
鼻うがいの3つの効果
鼻うがいを行うと、主に以下の効果が得られます。
- 花粉症対策
- 鼻粘膜の炎症を抑制することで副鼻腔炎の予防と悪化を防止
- 風邪予防
勘違いしてはいけないのは、あくまでも鼻うがいは「予防」や「緩和」であって、「これをやれば治る」というものではありません。
正し、一時的な鼻づまりなどの解消や予防には絶大な効果を発揮するので、健康な日常生活を送るうえでぜひ身に着けておきたいものですね。
用意するもの
鼻うがいをするには普通の水やお湯で行ってはいけません。食塩水を使って行います。
- コップ
- お湯
- 食塩
たったこれだけです。鼻うがいに何か特別な器具は必要ありません。市販の洗浄器具などもありますが、個人的には必要ないと思います。家にあるものだけで十分鼻うがいは行えます。
食塩水の濃度
この食塩水を作るのにちょっと注意が必要で、薄すぎても濃すぎてもNGです。薄すぎると鼻で吸った際鼻の奥がツーンとしてとても痛くなってしまいます。また濃すぎる場合は鼻の奥で塩っ辛さを感じてしまい、これまた辛いことになります。
理想は1%濃度の食塩水(例:100mlに対して1g)なのですが、なかなか測りながらやるのも面倒なんですよね。。。なので、何度か適当に食塩水を作って鼻うがいをした結果、失敗に至ったことも多々あります(笑)
それでも測るのが面倒で何度か失敗を重ねた結果、ちょっと飲んでみて、「わりとしょっぱいな」くらいの感覚で鼻うがいにちょうどいい食塩水を作るコツをつかみました。
あくまでもこれは私の場合です。鼻を痛める危険もあるので、本来正しく鼻うがいをするためには正しく測って食塩水を作ることをおすすめします。
食塩水の温度
当然塩を溶かすために、沸騰させたお湯などを使用するのですが、熱すぎるお湯で鼻うがいをすると鼻をやけどしてしまう恐れもあるので、十分に冷ましてから行う必要がある点に注意しましょう。
鼻うがいのやり方
鼻や口からボタボタこぼすので、洗面器の上や洗面所で行いましょう。お風呂の中でもよいです。
前かがみになり、鼻から食塩水を吸うのですが、この時片方の鼻を抑えて行います。両方の鼻で吸ってもよいのですが、片方ずつ行うことで洗浄力がアップします。個人的主観ですがこれはどちらでも良いと思っていて、やりやすい方法で行うとよいでしょう。両方の鼻で吸っても十分に洗浄は可能です。
また、慣れていないと華多くから吸ったお湯がのどに落ちてきてえづいてしまうことがあります。そうならないよう、「あー」と声を出しながら行うとよいです。餌えづきにくくなり、鼻の奥から落ちてきたお湯を口から出しやすくなります。
慣れていないうちは口から出せなくてもOKです。もちろん口から出せたほうが効果は髙いのですが、吸ったお湯が鼻から落ちてきても洗浄はされているので失敗ではありません。
最後に鼻をかんでください。するとあら不思議、鼻の通りがよくなり、爽快感を感じることができます。
鼻うがいの注意点
自分で食塩水を作って鼻うがいを行う場合は、以下の点に注意するようにしましょう。また、自分で作って食塩水ではなく市販の洗浄液などを使う場合は、説明書に沿って行うことをおすすめします。
正しい濃度の食塩水を使用する
前述の通り、1%濃度の食塩水(例:100mlに対して1g)で行いましょう。薄すぎても鼻の奥がツーンと痛く、濃すぎても鼻の奥が辛くなってしまいます。
ぬるま湯を使用する
熱いお湯で行うと鼻の奥をやけどする可能性もあるため、十分に冷ましてから行うようにしましょう。
やり過ぎない
1日に何回も食塩水を作って鼻うがいを行うことはおすすめしません。やり過ぎると鼻を痛め、免疫成分まで洗い流してしまう可能性もあるので、1日1回程度にしておくとよいです。
鼻をかむときはそっとかむ
鼻うがい後、鼻をかむ際はそっとかみましょう。あまり勢いよくかんでしまうと、鼻の奥に残った食塩水や洗浄液が耳管に入ってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
まとめ
なかなか、「難しいんじゃないか」「痛いんじゃないか」と誤解されがちな鼻うがいですが、正しく行えばなんてことはありません。一度できるようになるととても気持ちのよいものですので、ぜひ一度挑戦してみることをおすすめします。
辛い鼻づまりが緩和できるだけでもずいぶん気の持ちようが変わりますし、予防にも効果的なので健康を維持するためにとても鼻うがいは有効です。本記事を参考に、鼻づまりでお悩みの方は、ぜひ一度鼻うがいをお試ししてみてはいかがでしょうか。