【接続不良の際に】WindowsでローカルのDNS情報をキャッシュクリアする方法
Web2018年4月20日
企業のイントラサイト閲覧や独自ドメインのテスト時において、DNSキャッシュの影響でWindows環境でうまく接続できないことがあります。そんな時はコマンドプロンプトでコマンドを実行することで解決に至ることがありますので、同事象に遭遇の際はぜひ試してみてください。
DNSキャッシュのクリア手順
Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「cmd」と入力して「OK」をクリックします。これでコマンドプロンプトが立ち上がります。
以下のコマンドを入力し、「Enter」を押します。
ipconfig/flushdns
「DNSリゾルバーキャッシュは正常にフラッシュされました。」と表示されればOKです。
キャッシュが削除されたかどうか確認するには、以下のコマンドを実行します。
ipconfig/displaydns
XAMPPなどでローカルサーバを構築している場合は、ローカルサーバのみの情報が表示されます。
ローカルサーバを何も構築していない場合は、
DNSリゾルバーキャッシュを表示できませんでした。
と表示されます。
DNSキャッシュをクリアしても接続できない時
上記の手順を実行しても正常に閲覧できない、また他の人は閲覧できているなどの場合は原因特定が難しいと思いますので、hostで名前解決してしまいましょう。これで接続が確実に安定します。
xxx.xxx.xxx.xxx www.hoge.co.jp
hostファイルの場所
Windows | C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts |
---|---|
Mac | /private/etc/hosts
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まとめ
「これまで接続できていたサイトが見れない」「サーバへの接続テストをしたいがうまくいかない」という場合は、ご紹介したDNSキャッシュのクリアを試してみましょう。DNS自体が正しく設定されてさえいれば、正常に接続できるようになるはずです。
それでもダメな場合は、hostで名前解決すると安定して接続が可能になります。