【WordPress】WordPressを4.9.5から4.9.6へアップグレードしました
WordPress2018年6月4日
WordPressの4.9.6がリリースされたので、4.9.5からアップグレードを行いました。本記事ではアップグレードを行った環境及びアップグレードの内容についてご紹介させていただきたいと思います。
今回アップグレードを行った環境
サーバ | さくらレンタルサーバ |
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動作環境 |
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WordPress4.9.6の推奨動作環境と最低動作環境
4.9.5までと変わっていません。推奨動作環境と最低動作環境は公式サイトに以下のように記載されていました。
推奨動作環境 |
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最低動作環境 |
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手動アップグレードの手順について
自動アップグレードされていない場合は、手動でアップグレードする必要があります。以下の記事にて4.6.1→4.7にアップデートした際の手順をご紹介しております。手順自体は同様になりますので、あわせてお読みいただければ幸いです。
WordPress4.9.6のリリース内容について
WordPress4.9.6がご利用いただけるようになりました。これはプライバシーとメンテナンスについてのリリースです。サイトの更新を行い、新しいプライバシー機能をご利用ください。
主に5月25日に発効された、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に伴うプライバシー関連のリリースですね。あわせて一部メンテナンスリリースも行われた模様です。
欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)が5月25日に発効となります。GDPR は、個人情報の収集・使用・共有の方法について、企業とサイト所有者に透明性を要求します。また、個人には、自身の個人情報が、収集・使用・共有される際により多くのアクセスと選択肢を提供します。
GDPR は欧州の規則ですが、その要件は、ビシネスの拠点にかかわらず、EU 住民の個人情報を収集・保管・処理するすべてのサイトとオンラインビジネスに適用されるということを理解することが重要です。
GDPR の詳細については、欧州委員会のデータ保護ページを参照してください。
私たちは、この重要な法律を遵守するために世界中のサイト運営者を支援する努力をしており、その取り組みの一環として、本リリースでは多数の新しいプライバシー機能を追加しました。
メンテナンス関連は主に以下の内容となっています。
- 「所有」フィルターがメディアライブラリに追加されました。
- 管理画面プラグインページで PHP の最低必要バージョンが表示されるようになりました。
- 前方互換と適切な変数検証のため、新しい PHP polyfill が追加されました。
- TinyMCE が最新版(4.7.11)に更新されました。
まとめ
もし手動でのアップグレード作業について不安がある場合は、以下の記事と合わせてご参考にしてください。安全にWordPressをアップデートするための手順についてご紹介させていただいております。ご参考になれば幸いです。
- 【WordPress】最新の記事だけマークアップやデザインを条件分岐する方法
- 【PA-API v5に対応】「Associates Link Builder」から「WP Associate Post R2」へ移行する手順
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