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目土を入れる

芝生を最初に張る際にも目土作業を行いますが、張った後も芝生のメンテナンスにおいて目土作業は欠かせません。ここでは目土作業のポイントと役割についてご紹介いたします。

目土とは?

「めつち」と読みます。主に芝生の上や隙間に3~6mm程度の厚さで薄く土を入れていく作業のことを差します。

目土の効果

  • 表面の不陸(デコボコ)調整
  • 芝生の生育を促進
  • 芝生の密度向上
  • 新芽や茎の保護
  • エアレーション後の根の乾燥防止
  • 土壌調整
  • 芝生へ栄養供給

目土作業を行う時期

真夏や休眠状態に入っている真冬を除いた、春先や秋に行うのがよいでしょう。
1回で大量に行うより、複数回に分けて行うとより効果的です。

目土のデメリット

芝生のメンテナンスに欠かせない目土ですが、1つだけデメリットがあります。それはグランドレベル(地面の高さ)がどんどん上がるということです。
単純計算でも毎年1cmずつ目土を入れた場合、10年後にはグランドレベルが10cmほど上昇することになります。最悪の場合張り替えが必要になるケースも考えられます。
かといって目土作業を行わないわけにもいかないので、ある程度のグランドレベル上昇を見越して余裕を持った(掘り下げた)高さで芝生を張ったり、目土もむやみやたらに行うのではなくデコボコの解消や全体にまく場合も薄く行うなど、グランドレベルの上昇による影響を最小限に留めるとよいでしょう。

目土作業の頻度

競技場やゴルフ場などのようなとても美しい芝生にする場合は頻繁な目土作業が必要になってきますが、一般家庭レベルであれば2~3年に一度でも十分です。
気候や日当たり、土壌条件が良い環境であれば目土を全くせずに芝生の維持をしているところもあるくらいです。
私の庭ではあまりグランドレベルに余裕がないこともあり、部分的な補修(デコボコ調整)や、気が向いたら全体に薄く撒くくらいですが、十分きれいな芝生を育成できています。
もちろん、エアレーションした場合は根の乾燥防止を防ぐため、目土を入れたほうがよいでしょう。

目土の購入

芝生用の目土は、ホームセンターや園芸用品店で売っています。運ぶのが手間に感じる場合はインターネットで購入してしまうのも手でしょう。
肥料入りの目土を使えば、施肥も同時に出来るのでとても楽で生育が期待できます。
私は必要になった際に、以下の商品がとても安いのでインターネットで購入しています。
肥料も入っていて、雑草の種も未混入なのでお勧めです。

商品名 平和 芝の目土・床土 25リットル
平和 芝の目土・床土 25リットル×2袋セット

目土作業のやり方

目土は、部分的に補修する場合は小さいシャベル、全体に撒く際はふるいを使って行います。撒いた後、レーキやトンボ、ほうきを使って刷り込むと目土が芝生の隅々まで行きわたります。
私の庭はそこまで広くないので、ほうきで目土を擦り込んでいます。

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