除草作業
キレイな芝生を保つには、除草作業、すなわち雑草との戦いは避けられません。ここでは除草作業のポイントやコツについてご紹介いたします。
雑草が生えるとどうなる?
芝生の生育において、雑草を放置すると以下のような様々な悪影響を及ぼします。
- 景観を損ねる
- 雑草が芝生の生育を妨げる
- 日陰ができ、十分に日光が当たらない
- 害虫が発生しやすくなる
雑草は芝生に比べとても成長が早く、放っておくとあっという間に増殖します。放置すればするほど除草が大変になるので、早めに対策を施しておくことが大切です。
一番良い除草方法は「こまめに雑草を手で抜く」
前述のように、放っておくと雪だるま式に増えます。大切なのは雑草が小さいうちに根元から完全に手で抜くことです。これを徹底することで雑草の増え具合が大きく変わってきます。また、芝生の密度が濃くなればなるほど雑草は生えにくくなるので、多少面倒でもせっせと抜くことを日々心がけましょう。
除草剤を使う
庭が広い場合は、草取りの時間が取れないなどの場合は、除草剤を使うことも視野に入れましょう。
「芝生以外を枯らす」除草剤もあるので、手っ取り早く楽に除草を行いたい場合はとても便利です。
選択性除草剤と非選択性除草剤
除草剤には、除草対象を指定した「選択性除草剤」と芝生に影響を与えない「非選択性除草剤」の2種類があります。
芝生以外の雑草を枯らすタイプの「非選択性除草剤」を購入して使用しましょう。
間違って芝生まで枯らしてしまう除草剤を使わないよう注意してください。
私の庭はそこまで広くないので除草剤は使わず、週末に水やりついでに雑草を見つけたら引っこ抜いています。
茎葉処理剤と土壌処理剤
除草剤は、雑草が既に生えている、生えていないによって使用する芝生用除草剤が分かれます。
茎葉処理剤
茎や葉に薬剤がかかることにより、雑草内へと吸収され枯れていきます。
発芽から早めの時期に施すことで、使用する量を節約しつつ容易に枯らすことが出来ます。大きく成長してしまってからだと効果が出にくい場合もあります。
土壌処理剤
雑草の発芽前や発芽したばかりの雑草の土壌表面に散布します。土壌から雑草に吸収されることで枯れます。持続効果は、処理剤の種類によって異なります。すでに生育した雑草には効果がありません。
除草剤を使用する際の注意点
芝生を枯らさないとはいっても、大量に撒きすぎると枯れないまでも芝生がも弱ってきますので、散布する量には注意してください。