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【朗報!】三菱東京UFJ銀行の保証会社事務手数料が2017年5月15日から無料に!

住宅ローン2017年1月6日

先日、三菱東京UFJ銀行から「住宅ローン等の一部繰上返済・期限前完済手数料改定のお知らせ」が届きました。
本記事ではこの手数料改定内容についてご紹介させていただきたいと思います。

手数料改定のポイント

内容を確認すると主に以下の3つについて、2017年5月15日から手数料が改定される模様です。

  • 一部繰上返済の場合、保証会社事務手数料がインターネットの場合3,240円→0円
  • 一部繰上返済の場合、保証会社事務手数料が電話・テレビ窓口・窓口の場合3,240円→10,800円
  • 期限前完済の場合、全ての手数料がどの申込み方法でもそれぞれ値上げ

三菱東京UFJの公式サイトにも詳しい情報が掲載されていますね。

保証会社事務手数料とは?

通常、住宅ローンを申し込む際フラット35などを除いて保証会社に保証料を支払います。これは住宅ローンの返済ができなくなった際、保証会社に住宅ローンの肩代わりをしてもらうために払うお金なのですが、銀行にとって確実に住宅ローンを確実返済してもらうための保険と考えるとわかりやすいでしょう。

繰上返済手数料と保証会社事務手数料が同じものと勘違いされることがありますが、「一部繰上返済手数料と保証会社事務手数料は別のもの」です。
一部繰上返済手数料は銀行に対して発生する手数料で、保証会社事務手数手数料は保証会社に支払う手数料となります。

金融機関によって様々ですが、それぞれの扱いや手数料をよく理解して申込み・繰上返済をする必要がある点にご注意ください。

  • 三菱東京UFJ銀行の一部繰上返済手数料は2017年1月6日現在、元々無料です

住宅は数千万と高額になるためこの保証料も数十万とかかることが多いですが、繰上返済を行った場合は予定よりも返済が進むことになるため、「当初想定していた保証料よりも必要な保証料が少なくなる」ことになります。

ここで「繰上返済してくれたから少し返還するね」といったものが「戻し保証料」です。この戻し保証料の手続きを行う際に保証会社で様々な事務作業が発生します。これが「保証会社事務手数料」です。

これが三菱東京UFJ銀行の場合、2017年5月15日以降、インターネットで3,240円だったのが0円と無料になるわけです。ひとつ例を挙げてみましょう。

(例)500,000円を繰上返済した場合

  改訂前 改訂後
繰上返済額 500,000円 500,000円
保証会社事務手数料 3,240円 0円
戻し保証料 7,000円
  • 契約内容によって変動
7,000円
  • 契約内容によって変動
実際に返還される金額 3,760円 7,000円

これまでは保証会社事務手数料が3,240円かかっていたため差し引かれた額が還ってきていたのですが、この改定により戻し保証料は全額還ってくることになります。これは繰上返済をせっせと頑張っている人にとってはかなり嬉しい話です。

少額な繰上返済の場合も戻し保証料は還ってくるのか?

公式サイトより引用

「戻し保証料」が保証会社の事務手数料に満たない場合、保証料はお戻ししません。保証会社の事務手数料は、「戻し保証料」の範囲内で差し引かせていただきますので、別途お客さまからお支払いいただく必要はありません。

つまり、少額な戻し保証料の場合(例:10,000円繰上返済して戻し保証料が数十円)は事務手数料が免除される代わりに戻し保証料も返還しません、ということですね。
今回の改定内容である、保証会社事務手数料が無料になった場合はどうなるんでしょうか。

電話して聞いてみた

ハガキに記載されていた住宅ローン手数料改定紹介ダイヤルに電話して聞いてみました。

「10,000の繰上返済で数十円の戻し保証料が発生した場合はどうなりますか」と聞いたところ、「お客様のご契約によりますので、ご契約の店舗にご確認ください」とお茶を濁されました。

ざっくり住宅ローンの契約内容を伝えても答えてもらえそうになかったので、住宅ローンを契約している店舗に直接電話して確認したところ、「たとえ数十円の戻し保証料であっても、インターネットの一部繰上返済手続であれば保証会社事務手数料は無料のため返還されます」と回答をいただきました。

つまりこれまでは少額の繰上返済の場合、小銭をドブに捨てざるを得ませんでしたが、2017年5月15日以降はその必要もなくなり、繰上返済を行う金銭面のデメリットが完全になくなるという事です。
もうこれはガンガン繰上返済していくしかないですね!

  • もちろん手元に残すお金とのバランスはとりつつ

まとめ

元々インターネットでの繰上返済は銀行自体の手数料は無料であったため、かなり繰上返済の敷居は低くなっていたのですが、この保証会社事務手数料の改定でさらに繰上返済が行いやすくなりました。

現在よっぽど手元資金がひっ迫していない限り、毎月10,000円の繰上返済をしているのですが、戻し保証料をドブに捨てている点に思うところはありましたし、今回の手数料改定は我が家にとっては朗報です。元々来年中頃にもまとまった金額での繰上返済を予定していたので、3,240円を差し引かれないのはとても嬉しいですね。

追記(2017年6月26日)

2017年5月末の返済で550,000円の繰上返済を行った結果、なんと10,000円以上の戻し保証料が還ってきました。以下の記事で詳細についてご紹介しておりますので、よろしければあわせてお読みくださいませ。

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