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305ZTでNUROモバイルのSIMを使えるようにする(APN設定を行う)手順をご紹介

Web2017年3月13日

前回の記事では305ZTのSIMロックの解除を行いましたが、別のキャリアのSIMを挿しただけでは使えるようになりません。APN設定を行う必要があります。本記事ではNUROモバイルのデータSIMを例に設定手順をご紹介させていただきます。

APN設定手順

305ZTとPCを接続し、ブラウザで以下のURLにアクセスより305ZTの管理画面を開きます。

続けて、メニューの[設定]をクリックします。

パスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。

  • 特に自分で設定した記憶が無ければ、デフォルトのパスワードは[admin]になっているかと思います

左メニューの[モバイルネットワーク]-[APN]に進み、遷移先の画面でプロファイルの[新規追加]をクリックします。

APN設定を行います。以下の内容で入力し、[適用]をクリックします。

プロファイル名 任意の名前を設定
APN so-net.jp
認証 CHAP
ユーザー名 nuro
パスワード nuro
  • NUROモバイル以外のSIMでも内容が異なるだけで、手順自体は同様です

  • NUROモバイルを契約した際に送付される「ご利用マニュアル」にも同様の内容が記載されているかと思います

続けて、先ほど設定したプロファイルを選択し、[デフォルトとして設定]をクリックします。

  • 同様の設定を、画面下にある「Y!mobile A APN設定」でも同様に行ってください

これでAPN設定は完了です。念のため再起動してみてください。しばらくすると電波を掴み[DOCOMO LTE]の表示が確認できました。

まとめと注意事項

以上の手順によりAPN設定を行うことでNUROモバイルでの接続が確認できましたが、実は再起動直後は「圏外」表示となり、電波掴んだのは再起動してから1時間半後でした。最初はAPN設定を間違えたのか、そもそもSIMフリー化できていなかったのかななど戸惑いましたが、放置しておいたところいつの間にか写真のように[DOCOMO LTE]が表示され、以降は圏外とならず。しかし、再起動するとやはり圏外となり、同じように1時間以上経ってからLTE表示となりました。

なぜなのかと思いよく調べてみたところ、この305ZTという端末はDOCOMO系の周波数を1つしかキャッチしないんですね。主に「バンド1」と呼ばれる2.1GHzの周波数のみに対応しているようです。

せめてバンド19(800MHz)に対応していればもっと電波のつかみが良いはずなのですが、これはとても残念でした。一度掴んだらLTE接続が途切れることはほとんどないので、電源を入れっぱなしであれば使えなくはなさそうですが、今回私の場合は外出時の「使いたい時だけ」用として考えていたので、想定していた利用シーンには合わなさそうです。

このままではせっかく契約したNUROモバイルのデータSIMが宝の持ち腐れになりそうなので、適当なDOCOMO系のモバイルルーターを手に入れる必要があります。

ということで、SIMフリー化して無駄だったとは思いませんが、あくまでもこの305ZTはSIMフリーモバイルルーターとしての予備機程度に考えたほうがいいかもしれませんね。

追記(2017年3月24日)

NUROモバイルを快適に使用できるルーター「HW-02E」を購入しました。以下の記事にてAPNの設定手順含めてご紹介していますので、よろしければあわせてお読みくださいませ。

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