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【収益が1万円を突破!】1年半のサイト運営を振り返って重要と感じたポイントを5つ挙げてみた

Web2018年2月16日

Web屋の芝生DIYの開設から約1年半、遂にサイトの収益が1万円を突破しました。これまで何度か個人サイトを運営していたことはありましたが1万円を超えたというのは初めてのことで、純粋に嬉しいです。ブログはいいですね。特にフロントエンドで普段ご飯を食べている私にとっては、趣味と実益を兼ねることができるので願ったり叶ったりです。

普段ブログではお金の話はしないように意識しているのですが、まあたまにはいいかということで、本記事ではサイトの収益が1万円に達するまでの1年半を振り返って記事にまとめてみました。同じようにサイト運営をされている方にとって、少しでもご参考になれば幸いです。

収益の内訳(2018年1月)

A8.netなどのASPサービスは使っていません。Web屋の芝生DIYではGoogle AdsenseとAmazonアソシエイトのみを組み込んでいます。

Google Adsense 8,920円
Amazonアソシエイト 1,421円
合算収益 10,341円

上記の収益を達成した2018年1月のPV数は24,671でした。1PVあたり0.42円てところですね。

2月は日数が少ないこともあり1万円には届きそうにありませんが、1月とほぼ同じペースで推移しています。Google Adsenseは1年間の間で3月が最も収益が高くなりやすいので、今から少し楽しみです。

1万円を超えれば立派な副業

普段私は週5フルタイムのサラリーマンとして従事していますが、本業に加えて万単位の収入があるとかなりデカイです。数千円だと1回飲みに行けばなくなっちゃう程度ですが、1万円というまとまった金額は、普段躊躇しがちな少し高い買い物も手が届くようになります。

なんならまるごと貯金しておくこともアリでしょう。家計として、副業だけで年間12万円も貯金できるのは気持ち的にかなりゆとりが生まれます。

1年半の間に行ったサイト運営のポイント

細かいものを挙げていけばキリがないのですが、これまでのサイト運営を振り返って、特に重要だと感じたポイントを5つ、厳選してご紹介したいと思います。

  1. WordPressテーマはオリジナルで作成
  2. サイト開設時からGoogle Adsenseを組み込み
  3. AMP対応は初期構築時から実装
  4. サイトはSSLで運営
  5. コンスタントな記事投稿を継続

①WordPressテーマはオリジナルで作成

Web屋の芝生DIYはWordPressで構築していますが、配布されているテーマは使用せず、オリジナルテーマで構築しています。理由はただ一つ、「作りたいように作りたいから」です。私の場合今でこそフロントエンドが主なお仕事ですが、デザインのキャリアを積んだ期間もあるので、手前味噌ですが一人で一つのサイトをゼロベースで作ることができます。さらに、過去WordPressを勉強したこともあったので、もはや「オリジナルテンプレートで作らない」という選択肢はありませんでした。

ちなみに初期構築の際は、以下の手順で制作を行っています。

  1. Photoshopでカンプを作成
  2. htmlとcssを設計
  3. テンプレートページ(サイトトップ、カテゴリトップ、単体ページ、記事ページ)を静的に実装
  4. WordPressのテンプレートに組み込み
  5. 動作確認・修正
  6. サイト公開

Web制作に携わっている方が見れば、至って普通の進め方だと思います。特殊なのは前述の通り、通常分業するデザインとコーディング・WordPress組み込みをセルフ完結している点と、あとはクライアントがいないことですかね(笑)

ファイルのバージョン管理はGitHubを使い、タスクランナーはGulpを使用しました。

実際Web制作の素人の方ではなかなかオリジナルテーマの作成は敷居が高いでしょう。他のブログを見渡すと皆さん似たようなテーマを利用されているのか、同じようなデザインが多く見受けられます。別にそれ自体をディスるつもりは無いんですが、配布されているテーマを使用することで、オリジナリティおよびメンテナンス性が損なわれることは間違いありません。

加えて、配布されているテーマではパフォーマンスの最適化が難しいです。通常使わないcssやjsも必然的に含むことになり、これらは無駄でしかありません。その点、ゼロベースで設計すれば自分にとって必要なものしか記述しないので、パフォーマンスを最適化することができます。

また、サイトで扱う内容によって「あるべきデザイン」「あるべきレイアウト」は様々です。Aのサイトでは必要な要素でも、Bのサイトでは不要な場合もあります。そんな時、オリジナルテーマで作成していれば、改修の際にフットワークが軽いんですね。どのcssやjs、テンプレートファイルをいじればよいのかは当然自分が設計したものなので、すぐにわかります。

初期構築は敷居が高いですが、中長期的にクオリティの高いサイト運営を行うという目的において、オリジナルテーマで実装することは一番の近道だと思います。もちろんゼロベースで作っても、良いデザイン、セマンティックなマークアップでなければなんの意味もないので、スキルに完全に左右される部分ではあります。

手前味噌ですが、フロントエンドエンジニアの方がWeb屋の芝生DIYのソースコードを見れば、「ふーん、なかなかやるじゃん」というくらいのレベルではあると思います(笑)

②サイト開設時からGoogle Adsenseを組み込み

Web屋の芝生DIYでは初期構築からGoogle Adsenseを組み込みました。Amazonアソシエイトは後付でしたが、どうせサイトを収益化するのであれば、最初から「どうすればAdsenseがデザインに馴染むか」を考えて、設計してしまったほうが良いです。

ちなみに記事ページを例にとると、以下の配置でAdsenseを組み込んでいます。

PCサイズ時

  • 記事上部:(2つを横並び)
  • 記事下部:(2つを横並び)(記事の長さによって個数は増減)
  • 記事中部:(2つを横並び)

スマホサイズ時

  • 記事上部:1つ
  • 記事下部:1つ
  • 記事中部:1つ

③AMP対応は初期構築時から実装

以下の記事でも紹介していますが、Web屋の芝生DIYの記事は全てAMPに対応しています。

実装しておけばSEO上の効果は見込めますし、サイトのコンテンツを一瞬でユーザーにストレスフリーで提供できるので、今から実装するのであれば組み込まない選択肢はありません。WordPressであればなおさらです。Google Adsenseも問題なく表示できます。実際、Google Search Consoleで見てもかなり検索結果からAMP対応のページへの流入が確認できています。

④サイトはSSLで運営

Web屋の芝生DIYでは最初httpでスタートしましたが今から新たにサイトを作るのであれば、今後ますます世の中が常時SSL化に向かっていくことは間違いないので、最初からSSL(https)で作成されることをおすすめします。

ただし証明書などの費用もかかるので、最初はhttpで公開し、軌道に乗ったらhttpsでの展開を検討する、という流れでも良いと思います。どちらにせよ、httpsでの展開を意識してサイトを作成・運営していくことをおすすめします。

⑤コンスタントな記事投稿を継続

サイトが完成したら、あとはどうやって継続的に記事を投稿できるかどうかです。今までの経験で「継続こそが最も大事であり最も難しい」ということはわかっていたので、「どうすれば飽きずに更新を続けられるか」という点はサイトを作る前にかなり熟慮しました。

特化ブログではなく雑記ブログを選択

過去に特化ブログの運営において、最終的には放置してしまった経験が2度あります。理由はいずれも単純で、「ネタが枯渇する or 飽きる」の両方でした。同じ過ちを繰り返さないためにも、Web屋の芝生DIYは扱うテーマを問わない「雑記ブログ」ならぬ「雑記サイト」として構築・運営していくことにしました。

サイトのタイトルや説明にもある通り結果的には「芝生」「DIY」「フロントエンド」の特化ブログとも取れますが、生活のあらゆるトピックを記事化しています。

固定投稿する記事ネタを設定

雑記ブログとして運営するにしても、ネタの枯渇というリスクは常につきまといます。そこで、以下のトピックについては内容の薄い濃いにかかわらず、必ず投稿することにしています。

  • 毎月の芝生のメンテナンス
  • WordPressのアップデート
  • 住宅ローンの返済
  • Amazonで購入した商品のレビュー

上記は必ず投稿するようにしておけば、月に4〜5本は執筆できます。Amazonでの購入が続いた場合は、勝手にネタがどんどん蓄積されます。加えて、日々の生活の中でライフハック系でネタにできそうなトピックも記事化するようにしています。フロントエンドに関するネタは普段の仕事から容易に得られるので、それらも加えて月に14〜15本は執筆できるだろうという計算です。

投稿ペースを週3に

ただ、普段から記事ネタのストック・執筆を意識していても、毎日更新するのは至難の業です。そこで、投稿ペースは「月・水・金」の週3回としました。当たり前ですが、毎日更新するサイトに比べれば成長速度が遅くなるのは間違いありません。ただ、私の場合無理に毎日更新することによる記事ネタの枯渇・1つ1つの記事のクオリティが低くなるリスクのほうが憂慮すべきと考えました。

結果、この週3というペースでこれまでの1年半、一度も投稿が途切れたことはありません。緩やかではありますが確実にPVは増え、記事のクオリティも担保できています。

また、さらに言えば「週3投稿ペースでも1年半かければ月1万円の収益を達成できる」と言い換えることもできるでしょう。

まとめ

ブログを収益化するのは結構大変です。記事の執筆に加えGoogle Search Consoleのチェック、Googleアナリティクスのチェック、過去記事のリライト、情報収集。。。とやることは山ほどあります。それこそ最初のうちは時給に換算すれば100円にも満たないでしょう。Web屋の芝生DIYのレベルでやっと時給600円くらい、といったところでしょうか。

「収益増やすぞ!」「PV増やすぞ!」と意気込むと結構疲れます。心が折れます。あくまでも収益は後からついてくるものなので、ブログは何よりも自分自身が楽しんで運営していくことが大切ですね。「お金以外のやりがいを見出す」ことが、長く続けていくコツだと身をもって実感しています。

ここから先はまだ見たことのない世界ですが、やることは変わりません。「誰かの役に立つ記事」を意識して粛々と記事を執筆し続けるのみです。

今後とも、Web屋の芝生DIYをどうぞよろしくお願いいたします。

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