【場合によってはお得！】1人1アカウント制限のDMMモバイルを実質複数契約する方法

Web2018年4月25日

先日外出用のルーターをNUROからDMMに乗り換えたのですが、とある事情でSIMカードを1枚追加することに。ところがDMMモバイルは1人で複数契約はできないため、容量1GBから2GBに増やしつつSIMを1枚追加できるシェアコースを検討しました。

しかし月額料金が増えるのは当然ながら1GB〜7GBの低容量の契約では毎月300円の追加SIM利用料が発生してしまうため、若干割高です。そこで本記事では本来はできない「一人で実質複数契約する」方法についてご紹介させていただきたいと思います。

2GBのシェアコースと1GB×2の複数契約の料金を比較

複数契約したいと思ったのは、私の場合明らかにそのほうが料金が安くなると判断したためです。

契約方法	月額利用料	追加SIM利用料	合計
2GBシェアコース	770円	300円	1070円
1GB×2の複数契約	480円×2	0円	960円

ほぼ同じ使い方をするにしても90円の差が出てきます。上記の料金は税抜きなので、税込みだと100円以上差が出てきます。これなら1GBで複数契約できたほうがお得ですよね。

しかもシェアコースによるSIMカード追加は、手数料及び準備料で合計3,394円かかるため、新規契約事務手数料無料のキャンペーンなどのタイミングで新規契約すれば、トータルではかなり割安になるというもくろみもありました。

前置きが長くなりましたが、家族でそれぞれが契約すれば、実質複数契約をすることが可能です。

あくまでも「1人1契約」というルールなので、要はアカウントが複数用意できればいいわけです。今回私が取った方法を例に取ると、夫婦それぞれの名前で契約し、実際は片方がSIMを2つとも利用するというパターンです。

メールアドレスの重複登録はできないため複数用意する必要はありますが、クレジットカードは同じものを登録できるので、家計の管理が煩雑になることはありません。

今回、私の場合は低容量かつルーターを使い分けたいという特殊な事情があったので夫婦それぞれで契約する、という方法を取りましたが、そもそも以下のようなパターンであれば複数契約するよりもシェアコースで契約することをおすすめします。

実際に利用したいSIMの数と容量でどちらが安く済むか計算してみると良いです。いくつかのパターンを表にしてみたので参考にしてみてください。

2GB×3の複数契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
2GB×3の複数契約	770円×3	0円	2,310円
7GBのシェアコース契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
7GBのシェアコース契約	1,860円	300円×2	2,460円
8GBのシェアコース契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
8GBのシェアコース契約	1,980円	0円	1,980円

7GBのシェアコースだと複数契約よりも1GB多く使えますが追加SIM利用料かかるため若干割高です。しかし、8GBのシェアコースにすればさらに容量が多く使えてかつ追加SIM利用料がかからないので最もお得になります。

3GB×3の複数契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
3GB×3の複数契約	850円×3	0円	2,550円
10GBのシェアコース契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
10GBのシェアコース契約	2,190円	0円	2,190円

10GBのシェアコースにしたほうが1GB多く使えて、かつ複数契約するよりも割安になります。

3GB×2の複数契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
3GB×2の複数契約	850円×2	0円	1,700円
7GBのシェアコース契約	月額利用料	追加SIM利用料	合計
7GBのシェアコース契約	1,860円	300円	2,160円

7GBシェアコースのほうが1GB多く使えますが、460円も差が出てくるためこの場合は複数契約のほうが割安と言えるでしょう。

DMM mobile（DMMモバイル）で複数のSIMを使いたい場合、利用シーンや必要な容量、また必要な枚数を考慮しどの契約の仕方が一番お得なのか、しっかりシミュレーションすると良いです。

1人での複数契約はできませんが、家族それぞれで契約すれば実質的に複数契約を行うことが可能です。一人暮らしの方は。。。複数契約は諦めてください（笑）そもそも一人暮らしで複数のSIMを使いたいケースって基本的に無いと思いますが。

判断が難しい場合は公式サイトのチャットサポートで聞いてみてしまうのも一つの手です。ご自分にあった契約をよく検討してみましょう。本記事がご参考になれば幸いです。

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