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【パッと見わからない】ポールに擦った車の傷をタッチペンで補修する方法

DIY2022年1月20日

自分で車庫証明を発行する手順をご紹介させていただいた際に触れました通り、2020年7月にアクアからデミオに買い替えたのですが、なんと残念なことに狭い路地での左折時にポールに左リアドアを擦ってしまいました。。。

塗装が剥げて地が露出してしまったこともあり、板金修理するか否かはさておきかっこ悪すぎるので、応急処置としてタッチアップペンで見た目を整えることにしました。本記事ではタッチアップペンを使った車の擦り傷の補修方法についてご紹介させていただきたいと思います。

【悲報】左折時、左リアドアをポールに擦る

こちらを御覧ください。2020年7月に購入した中古のアクアですが、半年と経たないうちにとんでもない傷を負ってしまいました。キズだけではなくドアまで歪んでいます。

ドアを開けるとこんな感じ。これでは乗るたびに思い出して嫌な気分になりそうです。

板金はさておき、とりあえず見た目をごまかすことに

残念ですが、今回傷だけでなくドアも見ての通り歪んでしまっており、これを素人のDIYで完全に修理することは難しいでしょう。ですがお財布事情もありすぐに板金の見積もりを依頼するには腰が重く、色々検討した結果自分でもできそうな「タッチアップペン」を駆使して、とりあえず地が露出してしまっている部分を補修して少しでも目立たなくなる努力をすることに決めました。

今回用意するもの

タッチアップペン含め、キレイに仕上げたかったこともあり以下の商品を購入しました。

  • タッチアップペン
  • 耐水サンドペーパーセット(99工房)
  • シリコンオフシート(99工房)
  • 液体コンパウンド(99工房)

タッチアップペン

普段は気にしないですがドアを開けて内側を見ると、車体のカラーが確認できます。これを事前にメモしておきましょう。左下に「COLOR」の文字が見えますのでこれの下に書いてある3桁の数字で、タッチアップペンの色を確認することができます。

今回スーパーホワイトの「040」のタッチアップペンを購入しました。実際に今回購入したのは近所のイエローハットで購入したのですが、Amazonでも同じものを購入することができます。

耐水サンドペーパーセット(99工房)

続いて耐水サンドペーパーです。こちらは見ての通り下地処理と仕上げで使用するペーパーになります。これを使うことでタッチアップペンのノリがよくなるのと、仕上げ時に使用することでムラをなくすことができます。

こちらもAmazonで購入が可能です。

粗さも4種類入っていてありがたいです。以下の通り用途によって粗さを使い分けることが可能です。

150番台 補修箇所のサビ・油膜をはがし、地金を出す。ささくれたバンパーの段差をならす。
320番台 盛り上げたパテをならして、面を出す。
600番台 面を出したパテの仕上げ。ブラサフ塗装の足付け。150〜320番のペーパー跡を消す。
1000番台 ブラサフ塗装後の表面の調整・ならし。

サンドペーパーに必ず水を付けて使用してください。

シリコンオフシート(99工房)

続いてシリコンオフシートです。これを最初に使うことで車体の油分を取り、タッチアップペンのノリを良くすることができます。仕上がり具合が変わってきますので必ず購入しましょう。

こちらもAmazonで購入が可能です。

今回の用途のみでなく、両面テープの密着不良防止などにも使えます。

液体コンパウンド(99工房)

最後に液体コンパウンドです。耐水サンドペーパーと合わせてこれも使用するとさらにきれいな仕上がりが期待できると思い購入しました。

こちらもAmazonで購入が可能です。

キズ消し用、仕上げ用、超鏡面用の3ステップで使い分けることができます。

作業手順

申し訳ありません、肝心の作業手順の写真を作業に集中するあまり撮り忘れました。。。が、頑張って文章のみとはなりますが今回行った手順をご説明させていただきます。

  1. シリコンオフシートで油分を除去
  2. 耐水サンドペーパーでささくれをならす
  3. タッチアップペンで薄く何度も塗る
  4. 耐水サンドペーパーで面をならす
  5. 液体コンパウンド(キズ消し用)でザラつきを消す
  6. 液体コンパウンド(仕上げ用)で磨き跡を消す
  7. 体コンパウンド(超鏡面用)で仕上げ

①シリコンオフシートで油分を除去

まずはシリコンオフシートで油分を除去します。これを最初にやるのとやらないのとでは大きく最後の仕上げが変わってきますので、必ずやっておきましょう。

②耐水サンドペーパーでささくれをならす

150番台の耐水サンドペーパーを使ってささくれ(傷)部分をならしていきます。これをやってからタッチアップペーンを使うことで自然にささくれで出た地金と車体の白い部分が自然に馴染みやすくなります。

③タッチアップペンで薄く何度も塗る

ここが一番難しい作業だと思います、かなり苦戦しました。ポイントは盛るように塗るのではなくて、薄く何度も塗っていくことです。そうすることでムラが出にくく余計に塗らないことで後工程の面をならす作業が格段にやりやすくなります。

④耐水サンドペーパーで面をならす

タッチアップペンが乾いたら、320番台の耐水サンドペーパーで面をならしていきます。

⑤液体コンパウンド(キズ消し用)でザラつきを消す

そろそろ終盤です。液体コンパウンド(キズ消し用)でザラつきを消していきます。

⑥液体コンパウンド(仕上げ用)で磨き跡を消す

続けて液体コンパウンド(仕上げ用)で磨き跡を消していきます。

⑦液体コンパウンド(超鏡面用)で仕上げ

最後に液体コンパウンド(超鏡面用)で鏡面仕上げをして終了です、お疲れさまでした。

作業完了後の様子

こちらが仕上がり後の様子です。かなり目立たなくなったんじゃないでしょうか!(ポールでへこんでしまった部分はさておき。。。)

改めて作業前の写真を見比べると、その違いがおわかりいただけるかと思います。

まとめ

今回かなり派手にポールにぶつけてゆがみ・へこみが多い状況でしたので、そういう意味では見ての通り正直タッチアップペンで対応はしたものの劇的に回復できたとは言い難いと思います。

ただ例えばもっとソフトに縁石に擦ったりですとか、少しこすった程度ですとか、石が当たったですとかそういったシーンにおいてはタッチアップペンでの補修はおすすめです。板金するほど大げさではないけどもどうにも見た目が気になる車のキズを目立たなく擦るにはタッチアップペンでの補修は有力な選択肢になりえると思いますので、どうぞ本記事をご参考にしていただければ幸いです。

  • 結局この数日後に板金業者さんにお願いしてキレイに全部直してもらいました(爆)

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