【子供や猫のいる家庭におすすめ!】アサヒペンの「超強プラスチック障子紙」の張り方とレビュー
DIY2017年11月24日
2016年4月に現在のマンションに引っ越した際に和室の障子を張り替えたのですが、2歳の息子に日々ブスブスと突っつかれ、今は見るも無残な姿となってしまいました。
そこで今回は普通の障子紙よりも丈夫な、アサヒペンの「超強プラスチック障子紙」を張る事にしました。本記事ではこのプラスチック障子紙の張り方についてご紹介させていただきたいと思います。
用意するもの
今回プラスチック障子紙に張り替えるにあたって、以下の物を用意しました。
- プラスチック障子紙
- 両面テープ
- 障子紙はがし剤
- マスキングテープ
- カット定規
- カッター
- 雑巾
今回購入したプラスチック障子紙
- ※「桜花」「楓花」「無地」「美桜」「雲竜」の5つのデザインから選ぶことができます
- ※94cmX1.8mや94cmX3.6mの製品もあります
- ※我が家の障子は大きいかつ2枚分だったので上記の商品を購入しました
- ※ご自宅の障子のサイズを測ってから、適したサイズを購入することをおすすめします
今回購入した両面テープ
両面テープは障子紙専用のものがあるので、プラスチック障子紙とあわせて購入するとよいです。
今回購入した障子紙はがし剤
はがし剤は最悪なくても、水で濡らしたり雑巾で頑張れば剥がせないことはないです。ですが、この剥がす作業が意外と大変なので、あったほうが作業は捗ると思います。
マスキングテープ
マスキングテープはなくてもなんとかなりますが、結構このプラスチック障子紙は巻きグセが強いので、仮止めするのにあったほうがやりやすいと思います。今回は運良く自宅にあったものを使いました。
カット定規、カッター
余分なプラスチック障子紙を切る際に使用します。カット定規は普通の定規でも構いません。カッターも100均で売っている普通のカッターで十分です。
雑巾
障子をキレイに剥がすために使用します。ついでにホコリや汚れを取り除くのにも使えるので、適当な雑巾が1枚あるとよいでしょう。
プラスチック障子紙の張り方
大まかに、以下の手順で障子紙の張替え作業を行っていきます。
- 障子紙を剥がす
- 障子を横に寝かせ、乾かす
- 両面テープを張る
- プラスチック障子紙を張る
①障子紙を剥がす
まずは、障子紙はがし剤を使って古い障子紙を剥がしていきます。
一通りこの障子紙剥がし剤で古い障子紙は取り除けますが、障子紙の桟の部分には古い障子紙の残りカスがたくさん付いたままになりますので、濡れた雑巾やヘラなどできれいに取り除きましょう。これを丁寧にやっておくと、あとで張る両面テープが正確にキレイに張ることができ、結果的に仕上がりのクオリティが高くなります。
古い障子紙をまずは全て取り除きました。
②障子を横に寝かせ、乾かす
まだはがし剤や水などで湿っている障子を横に寝かせ、しばらく乾かします。
障子が湿ったままこのあとの両面テープ張り付け作業を行ってしまうと、テープの付きが悪くなるおそれがあるので、必ず乾いてから、次の作業を行うようにしてください。
以降の作業はこのまま寝かせた状態で行いますが、床にそのまま寝かせるとかなり辛い体制での作業を強いられるので、できれば障子を乗せられる長テーブルなど、作業台として使えるものがあるとベストです。作業台に載せることで立った状態で作業が行えるので、楽に勝つ安全に作業を進めることができます。
我が家にはそこまで大きいテーブルはなかったため、台を両端に置きその上に障子を載せた状態で以降の作業を行いました。
③両面テープを張る
縦方向から両面テープを張っていきます。張ったあと、指で張った箇所を上からなぞり、しっかり接着させましょう。このあと表面を剥がす際、接着しきっていない面がペロっと剥がれてしまうのを防ぐことができます。
また、勢い余って横まで張ってしまわないよう注意してください。縦に張ってすぐにその上から横も張ってしまうと、先に張った縦の両面テープの表面が剥がせなくなります。
ということで、張った縦方向の両面テープの表面を取り除きます。
続けて、横方向も両面テープを張ります。やはり指で上からなぞって、しっかり接着させておくようにしましょう。
横方向の両面テープの表面を取り除きます。
④プラスチック障子紙を張る
いよいよプラスチック障子紙を張っていきます。前述の通り非常にこの商品は巻きグセが強いので、障子紙の端をマスキングテープで仮留めしておきます。こうしておくことで接着しきっていない障子紙が巻き戻ってしまうことを防ぐことができるので、必ずやっておきましょう。
以下の写真のような状態にできたら、コロコロ転がして張っていきます。
焦らずゆっくりコロコロ転がしていきましょう。ちゃんと接着しているか気になって桟の部分を抑えたくなりますが、その時の動きでたわみが生じる可能性があるのでグッと我慢しましょう。仮留めしているのでそこまでしなくて大丈夫です。最後まで同じペースを転がし続けてください。
最後まで張ったら、桟の中心部分から外側に向かって指でなぞって抑えることで、しっかりと障子紙を両面テープを接着させます。
余分な紙の部分を、カット定規とカッターナイフを使って切っていきます。プラスチック障子紙はあくまで紙ではなく「プラスチック」なので、結構力を入れないと切れない点に注意してください。場合によってはハサミも併用すると良いでしょう。
2枚分、同様の作業を行いました。
プラスチック障子紙の障子、完成!
張替え後、和室にセットした際の写真です、たわみもなくキレイに張ることができました。
まとめ
プラスチック障子紙を張ったのは初めてでしたが、思いのほかキレイに仕上げることができたのでとても満足しています。見た目は普通の紙と何ら変わりないですね。糊ではなく両面テープなので耐久性が気になるところではありますが、しばらく様子を見守りたいと思います。
普通の障子紙に比べてプラスチック障子紙は少し高価ですが、「そう簡単に破れることはない」というのが最大のメリットです。加えて、普通の障子紙は剥がす作業も一苦労ですが、両面テープであればはがす際も簡単なので、次に張り替える際は今回ほどの労力はかからないという点もありがたいですね。この一連の障子紙張替え作業は結構時間も手間もかかるため、休日に結構気合い入れないと取り掛かれないので。
小さい子供や猫のいる家庭にある障子は、プラスチック障子紙がおすすめですので、張替えをお考えの方はぜひ本記事がご参考になれば幸いです。
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