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Googleアナリティクスにてリファラスパムのアクセスデータをフィルタで除外する手順

Web2016年12月2日

最近リファラスパムが目立つようになり、アナリティクスのデータが改ざんされている日が増えてきました。
Web屋の芝生DIYはまだアクセスも少なくリファラスパムの影響も大きいため、Googleアナリティクスの[フィルタ設定]を使って除外する設定を行いました。本記事では設定手順についてご紹介したいと思います。

アナリティクスのレポート画面で怪しいドメインを発見

[集客]-[参照元/メディア]のレポートを見てみると、[83820519-1.compliance-don.xyz / referral]という怪しい文字列を発見。

ホスト名を見ると[(not set)]となっています。どうやらリファラスパムの様です。

なぜホスト名が(not set)なのか

これはGoogleアナリティクスのサーバーへ直接データを送っているためだと言われています。簡潔に言えばあたかもサイトに訪問したようなデータを送ることで、アクセスがあったように見せかけています。基本的にそのような偽物のデータはホスト名が入っておらず、[(not set)]となっているわけです。

アナリティクスの[フィルタ設定]でリファラスパムを除外

このまま放置しておくと以降のアクセスデータが正確に計測できなくなるため、フィルタ設定を活用してリファラスパムを除外します。

アナリティクの管理画面から[管理]タブをクリックします。

続けて[フィルタ]をクリックします。

フィルタの設定画面に移動し[フィルタを追加]をクリックします。

[ビューにフィルタを追加]画面にて、フィルタの設定を行います。
以下のようにフィルタの設定を行います。

ビューにフィルタを適用する方法を選択 [新しいフィルタを作成]を選択
フィルタ名 任意の名前を設定
  • ここでは[リファラスパム除外(not set)]としました
フィルタの種類
  • [カスタム]を選択
  • [除外]を選択
フィルタフィールド [ホスト名]を選択
フィルタパターン [not set]と入力

入力内容に間違いがないことを確認し、[保存]をクリックします。

これで、以降のホスト名が[(not set)]からのリファラスパムは計測から除外されるようになりました。

  • 設定以前の計測データからは除外されないので注意

まとめ

母数データの多いサイトであれば少々のリファラスパムがあってもさほど影響は感じにくいです。小規模のサイトや立ち上げたばかりのサイトこそ、精緻なデータから分析をおこなってサイト改善を測ることが重要になってくるため、ぜひリファラスパム対策のフィルタ設定を行っておくとよいです。

設定の際はどうぞ本記事をご参考にしていただければ幸いです。

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