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【実体験】5歳の息子と一泊キャンプを成功させるためのポイントと魅力をまとめてみた

キャンプ2021年9月20日

キャンプにハマってからデイキャンプを複数回、ソロキャンプも1回行きまだまだ初心者ではありますが、先日満を持して5歳の息子と二人での一泊キャンプにチャレンジいたしました。本記事では私の実体験をもとに、5歳児とキャンプを成功させるためのポイントや注意点・魅力をまとめてみました。

5歳児との二人キャンプを成功させるポイント

若干重複している部分もありますが、実際に私が5歳の息子とキャンプに行ってみて「ここが成功させるポイントだな」と感じたのは以下の5つです。

  1. 子供が飽きない工夫をする
  2. 設営や準備に参加してもらう
  3. 寝る時のルーティンは自宅に寄せる
  4. 料理に時間をかけない
  5. 自宅でイメージトレーニングしておく

では、一つ一つ見ていきましょう。

①子供が飽きない工夫をする

二人っきりでキャンプに行くと、当然ながら子供にとっては相手をしてくれるのは私しかいません。なので私が他の事にかまけているとすぐに「ヒマを感じてしまう」という状況に陥りやすく、下手をすると「キャンプってつまんないんだな」で終わってしまう可能性もあります(実際言われてしまったタイミングもあった。。。)

なので、仮に相手ができないにしても子供が手持無沙汰にならないよう色々準備と工夫をしておくとよいです。おもちゃを持っていくのはもちろん、シャボン玉を持っていくのもよいでしょう。遊具のあるキャンプ場などにすれば子供も体を動かすことができるので、可能であればそれも検討してみてください。ちなみに、今回子供と行ったキャンプ場はソロキャンプでも行った「ニューサンピア埼玉おごせ」だったのですが、ここは散策路や散策路の頂上にあるブランコに加え、ホテル本館の横には遊具もあったので子供を遊ばせる点においても助かりました。

また、後述しますがせっかく二人でキャンプに来ているのだから、設営や準備はどんどん手伝ってもらいましょう。

②設営や準備に参加してもらう

荷物を運ぶ、ペグを打つ、お皿を準備するなど子供が「自分がやる!」といった事はどんどんやらせました。そうすることで「自分も家族の役に立てている」という意識を持てるとともに、「周りと協力して一緒に何かをする」という協調性の獲得にもつながります。「ふ~できた~!」とつぶやいて満足そうにしている息子の様子を見ると、なんとも言えない気持ちになりました。

③寝る時のルーティンは自宅に寄せる

入眠儀式というと大袈裟ですが、食後の過ごし方、歯磨きのタイミング、寝る直前の絵本の読み聞かせなど、極力自宅でのルーティンに寄せることを意識して実行しました。また、絵本は前日に何を持っていくか子供に選ばせました。「次は〇〇をやるんだな」と子供もわかってくれていたようで、最後の④でも触れますがスムーズに就寝につなげることができました。

④料理に時間をかけない

これは実際やってみて2回目以降はだいぶ改善の余地があるなと反省も多かったのですが、まだキャンプ初心者なので料理自体に時間がかかることや、カレー(レトルト)と焼肉というかなり筋肉質なコースで臨んだのですが、火の準備やお湯の準備、食卓スペースの準備など諸々で時間をかけてしまい、「ねえ~まだ~?お腹すいたよ」と何度も言われてしまいました。

子供なので当たり前ですが長時間待つことが難しいので、これでもシンプルかつスピードを意識したつもりだったのですが、次回に向けて改善の余地が大いにあるな、と率直に感じました。

⑤自宅でイメージトレーニングしておく

これはある意味一番やっておいてよかったなとあとで感じたのですが、就寝環境が自宅とはまったく異なるので、「こういう感じで寝るんだな」をイメージしておいてもらおうと思い、自宅でエアマットを敷いて実際に子供に寝袋に入ってもらって寝てみてもらいました。「どう?この感じで寝れそう?」と聞いたところ「大丈夫!」という気持ちのよい返事が返ってきたこともあり、「もしかした中々寝てくれないかもな」という事前の心配を一つ減らすことができました。また、実際にこうしてキャンプギアに触れる事でワクワクする気持ちをくすぐることにもなるので、そういうモチベーション的な意味でも効果的だったと思います。

結果、事前のイメージトレーニングの効果があったのかは定かではありませんが、実際たくましいことに寝袋に入ってからわずか5~10分ほどで熟睡してくれまして、そのまま10時間朝まで息子は爆睡でした。

連れて行ってよかったと感じたポイント

挙げていくとたくさんあるのですが、要約すると以下の3つです。

  1. 能動的な姿勢・協調性を育める
  2. 親子の絆が深まる
  3. 過酷な環境への耐性が付く

①能動的な姿勢・協調性を育める

おそらくその子の性格にもよるのですが、ここ最近自宅でも「手伝いたい!」という欲求が強い傾向にあったので、キャンプでも「それおれがやる!」とこちらから言わずともかなり積極的に参加してくれました。当然ながら5歳児なのでペグを打たせても、満足に打てるわけではありません。しかしたとえ100点でなくとも全力で褒めてあげることで「手伝うことの喜び」を知り、「自分は他者のために何ができるか」を能動的に考える事につながります。

ペグ打ちなどは難しいかもしれませんが、撤収の際は実際とのところ子供が手伝ってくれてかなり助かりました。テントの中の荷物を出す際とか結構かがむので大人は辛いですが、子供にテントの中からヒョイヒョイっと荷物を出してもらう事でかなりスムーズに車の中に荷物を運ぶことができましたね。

②親子の絆が深まる

これは言葉でなかなか説明しづらいところではあるのですが、一晩明けたあとの朝食での会話だったり、朝食を食べた後の散策だったり、帰りの車の中での会話だったりのシーンにおいて「肌で」それを感じることができました。特に帰りの車の中では「○○が楽しかった」「あんなことが起きるとは思わなかったね」「温泉楽しかったね」「次回のキャンプでは〇〇が食べたいな」など、会話が尽きることなく終始息子はニッコニコでした。

実際私も一人ではなく息子と二人でこういった非日常を長時間過ごした時間において、大変だと感じた反面すごく息子は頼もしかったなと思いましたし、元々ペラペラな関係だったわけでもないですが、こうした「二人だけの体験」を共にすることでより息子と心の距離を近づけることができたような気がします。

③過酷な環境への耐性が付く

これは単純に息子がすごいなと思ったところで、特に睡眠のところですが色々工夫したのもありますし実際疲れもあったと思いますが、自宅と同じ時間に寝て、同じ時間に起きたのが非常に頼もしく感じました。周りのテントからも話声が聞こえたりしたので気になっちゃって最悪中々寝てくれないのでは、とも思ったのですが、全然そんなことなかったです。即爆睡です。

なかなか大人になってからこういう環境に慣れるのは難しいですが、順応性の高い子供の時期にこういった経験をさせて慣れておくことで自然とたくましくなりますし、変な話災害時への備えにもなるかと思います。

まとめ

コロナ禍でなかなか人出の多い場所に子供を連れていって非日常を体験させることのできる機会が乏しくなっていますが、キャンプはその点人込みを避けることができる点はもちろん、子供の情緒の育みや焚火をする、料理をするなどといった五感をフルに働かせての「原体験」をさせられるという意味では、今回初めて一泊キャンプに連れて行きましたが非常によいアクティビティだなと身をもって実感いたしました。

私のように経験の浅いキャンプ初心者でもしっかり準備・計画を立てて臨むことで子供連れでも楽しく快適にキャンプをすることができますので、ぜひ本記事がご参考になれば幸いです。

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